子宮頸がん「抗がん剤治療も放射線治療も有効でないよう。他の治療法は?」

公開日:2012年05月15日
プロフィール
日本人女性 75歳 子宮頸がん 肺、膣への転移
相談内容
抗がん剤治療も放射線治療もあまり有効でないようなので、他にどんな治療法が考えられるか
放射線治療医
子宮頚癌は線癌だったのでしょうか。膣の病気に対しては子宮癌に対して放射線治療を行っていなければ腔内照射と言って膣内に放射線の出る器具を入れて治療する方法もあります。詳しくは医師の診察で直接ご相談下さい。
外科医
外科医の立場から回答します。 2008年から約4年弱の闘病生活、大変ご苦労された事とお察し致します。見方を変えれば、手術前後に化学療法、放射線治療を組み合わせて、進行したがんの転移再発に対して、比較的良い治療が出来ているのではないでしょうか。詳細な情報が無いので断定的な事は言えませんが、今回の膣の腫瘍は局所再発と思われます。他の転移病巣のコントロールが良ければ、放射線療法の中にも局所治療ができる方法があります。主治医の先生の診察時、今後の治療に関して直接ご相談下さい。(草野先生)
代表理事(総合内科専門医)
まず主治医の先生に化学療法のメニューに関して伺い、治療方法の変更などがあるかどうか確認なさってください。また同時に樹状細胞ワクチンを行うことは悪くないと考えます。主治医の先生とこの件に関しても相談されてから、詳しくは医師の診察で直接ご相談下さい。(田口先生)