耳下腺がん「顔面神経に絡まっている腫瘍に粒子線治療をした場合、神経部分にどのくらいの副作用があるか。」

公開日:2015年02月27日
プロフィール
39 歳 女性 耳下腺がん
相談内容
耳下腺がんの粒子線治療について、顔面神経に絡まっている腫瘍に粒子線治療をした場合。神経部分はどのくらいの副作用が生じますか? 神経を切断して腫瘍摘出し、神経再建術で回復を待つのとどちらを選択した法がよいのでしょうか?

全身症状指標(パフォーマンスステータス0~4)
パフォーマンスステータス1・・・軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできる。例えば軽い家事、事務など。


痛みの状態(フェイススケール0~5)

フェイス1・・・ちょっとだけ痛い。


現在の治療内容
耳下腺腫瘍の摘出後、病理検査で低~中悪性の粘表皮がんと診断され、再手術が必要。その際、腫瘍が顔面神経に絡まっているため顔面麻痺を伴う。(今は顔面麻痺なし)


主治医の説明
主治医がいない為、無

※患者様の相談内容はWEB問診票から一部抜粋しております。

医師からの回答

総合内科専門医
ご質問の件に関しては、専門医が画像を見て判断する必要があると思います。まずはセカンドオピニオン用の紹介状をいただいて、群馬大学の粒子線センターで相談されることと、がんセンター東病院耳鼻咽喉科などの専門医にご相談されることをお勧めいたします。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(田口先生)
総合癌診断医師
残っている腫瘍の場所と腫瘍の大きさ、顔面神経とどの程度関係しているかによって 粒子線治療を行う場合の条件が変わります。また、粒子線治療の線量によって顔面神経がどの程度影響を受けるのかが問題となります。かなり専門的な検討が必要です。田口先生の言われるように、まず、群馬大学の粒子線センターや、千葉県柏市の国立がん研究センター東病院でセカンドオピニオンを受けることをお勧めいたします。 詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(森山先生)

※ドクターはWEB問診票に書かれた情報の範囲内で回答しており、実際の診断には直接の診察が必要です。