がん治療紹介

再発・転移がんへの治療法について、医師のコラムや独自取材を通してご紹介していきます。

最先端がん治療紹介の編集方針について

「再発転移がん治療情報」では、がん治療に精通した医師の方へのインタビューや学会、患者会ほか独自の取材を通して、新しいがん治療情報を随時ご提供しております。手術、抗がん剤、放射線治療と言った標準治療の中でも最新の治療法や、免疫療法や漢方など注目の治療法を取り上げていきます。また、このサイトでは特に進行がんやがんが再発・転移された方に有用と思われる情報を掲載していきたいと考えております。
がん治療に関するニュースや情報サイトは他にもたくさんありますが、再発・転移がんに特化したものは少なく、また、毎日更新される膨大な情報をチェックし、ご自身の治療に役立つものをピックアップしていくことは容易ではありません。
本サイトでは、再発・転移がんの治療を対象としたトピックをどなたにも分かりやすくお伝えし、治療を必要とされる患者様へ新しい選択肢をご提供したり、前向きに治療に取り組むお手伝いが出来るサイト作りを目指しております。

【特集記事】日本の放射線療法を展望する――体幹部定位放射線治療(SBRT)への期待

公開日:2017年1月31日
国内・外で報告続く放射線療法のエビデンス 先端医療に携わる医師の一人として私は、医学の進歩の恩恵を患者さんが等しく受けているのかどうか、ふと考えることがあります。例えば私の専門領域である放射線治療を例にお話します。放射線治療の分野も技術進歩が目覚ましく、当クリニックでは現在、体幹部定位放射線治療(S […]

【最新医療】免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の薬価改定 2月1日から半額に

公開日:2017年1月31日
現在4種類のがんに適応のあるオプジーボ 免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボ(一般名:ニボルマブ)の薬価が平成29年2月1日から半額に改定されました。これはオプジーボの適応追加に伴って、当初の想定を超えて大幅に市場が拡大し、放置すれば医療費の増大を招くなどで、健康保険制度への影響を懸念してとられた […]

【特集記事】認知度の低い、眼にできるがん

公開日:2016年12月30日
眼のがんの専門家は少ない  私は33年間にわたり、国立がん研究センターで眼の腫瘍に関する診療と研究をしてきました。そこで多数の患者さんの治療をし、眼のがんに関するほとんどの研究会や国際学会に参加しました。それらの経験を通して、眼のがんは発生頻度が少ないため、一般の眼科医も含めて日本人には十分な情報が […]

【最新医療】最新のテクノロジーの医療応用 技術の実用化へ

公開日:2016年12月30日
 近年、テクノロジーの進歩がめざましく、医療への応用が進んでいます。国立がん研究センターは、高精細映像を映し出す「8Kスーパーハイビジョン技術」を医療に応用するプロジェクトを立ち上げました。また、人工知能(AI)を用いたがん医療システムの開発プロジェクトも始動しています。 「8Kスーパーハイビジョン […]

【特集記事】がん患者の脳梗塞の4分の1を占めるトルソー症候群

公開日:2016年11月30日
深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症も起こしやすい  がんになると全身の血液が固まりやすくなることが知られています。がんに伴う血液凝固能亢進によって発生する脳梗塞はトルソー症候群と呼ばれています。19世紀にフランスの神経内科医であるTrousseau(トルソー)によって発見された疾患です。 トルソー症候群で […]

【学会レポート I】第54回日本癌治療学会学術集会 「がん免疫療法:特に免疫チェックポイント阻害薬」

公開日:2016年11月30日
 第54回日本癌治療学会学術集会(2016年10月20~22日)で行われた教育シンポジウム「がん免疫療法:特に免疫チェックポイント阻害薬」では、悪性黒色腫や肺がん、腎がんなど、一部が保険適用となっているがん種だけでなく、そのほかの臓器への免疫チェックポイント阻害薬の適応に関する最新の知見が報告されま […]

【学会レポート III】第54回日本癌治療学会学術集会 「希少がん治療におけるEBMとは何か?」

公開日:2016年11月30日
 年間の発症率が人口10万人あたり6例未満のがんは希少がんと呼ばれます。患者数が極めて少なく、したがって診断や治療の方法に関する情報も少なく、新薬の開発に困難を来たしている領域のがんです。 第54回日本癌治療学会学術集会で行われたシンポジウム「希少がん治療におけるEBM(evidence-based […]

【特集記事】大規模災害時のがん医療に求められるもの ~東日本大震災を経験して~

公開日:2016年10月31日
患者さんは、なによりもまず、自分の命を守る  もしも被災した場合には、なによりもまず、自分の命を優先してください。地方自治体によって予め指定されている大規模災害時の避難指示場所に避難することが第一です。避難が完了して初めて、現在行っている治療や今後の治療について考えます。 大規模災害が起こったとして […]

【最新医療】大腸がんの幹細胞の働きを抑える新規治療薬開発に期待

公開日:2016年10月31日
効果的な治療法がなかったがん幹細胞  私たちの体を構成する60兆個もの細胞は、もとは1つの受精卵からスタートし、細胞分裂を繰り返して形成されたものです。がん細胞は正常な細胞から生まれ、1個が2個になり、2個が4個になり、4個が8個になり、さらに倍に、倍にと増殖していきます。 近年、がんの研究ではがん […]

【特集記事】がん患者の心毒性に循環器医・腫瘍医の連携で取り組むcardio-oncology

公開日:2016年10月3日
循環器の医師として、がん患者として  病気は時代とともに変遷します。戦後間もないころの死因の1位は結核で、2位が肺炎、3位は脳卒中でしたが、抗生物質の開発や衛生状態の改善により、感染症で命を落とす人は減っていきました。国民皆保険が実現した 1961年には、1位脳卒中、2位がん、3位心疾患となりました […]