ドクターコラム

医師のインタビューを元にした再発転移がんのための治療紹介。

最先端がん治療紹介の編集方針について

「再発転移がん治療情報」では、がん治療に精通した医師の方へのインタビューや学会、患者会ほか独自の取材を通して、新しいがん治療情報を随時ご提供しております。手術、抗がん剤、放射線治療と言った標準治療の中でも最新の治療法や、免疫療法や漢方など注目の治療法を取り上げていきます。また、このサイトでは特に進行がんやがんが再発・転移された方に有用と思われる情報を掲載していきたいと考えております。
がん治療に関するニュースや情報サイトは他にもたくさんありますが、再発・転移がんに特化したものは少なく、また、毎日更新される膨大な情報をチェックし、ご自身の治療に役立つものをピックアップしていくことは容易ではありません。
本サイトでは、再発・転移がんの治療を対象としたトピックをどなたにも分かりやすくお伝えし、治療を必要とされる患者様へ新しい選択肢をご提供したり、前向きに治療に取り組むお手伝いが出来るサイト作りを目指しております。

【特集記事】がんの痛みを上手に伝えるために

公開日:2015年8月31日
がんの痛み、がんと関係ない痛みなど複数の痛みが混在  8月の暑い日、往診依頼を受けて、肺がんの痛みの治療で患者Aさんを診察しました。Aさんは心窩部のあたりの痛みのほか、両手のしびれを訴えました。心窩部の痛みは、肺がんが縦隔リンパ節に転移し、胸椎1番から4番にかけて浸潤しているために起こっていることが […]

【特集記事】癌性腹水の苦痛を緩和する「KM-CART」

公開日:2015年7月31日
腹水にはアルブミンやグロブリンなど重要な成分を大量に含有  私たちの内臓の表面は腹膜に覆われています。腹膜自体は袋のようになっていて、中に体液(腹水)が入っています。腹水は腹膜から吸収され、血管やリンパ管を通って血液の中に戻っていきます。こうして腹水は一定量が保たれていますが、がんが進行して終末期に […]

【特集記事】がん患者を親に持つ子どもに対する「こころのケア」

公開日:2015年6月30日
子どもへの病名告知や病状説明の現状  子育て世代のがん患者さんが増えています。では、がん患者である親は、どのように子どもに病名や病状を伝えているのでしょうか。乳がんの患者さんを対象にインタビューをさせていただいたのですが、幼児や小学校低学年のお子さんには、病状説明にはあまり積極的ではなく、病名も正確 […]

【特集記事】泌尿器がんの再発・転移とQOL向上

公開日:2015年5月29日
高齢化で増加する泌尿器がん  国立がん研究センター(がん対策情報センター)によると、2015年の日本人のがん予測罹患数は約98万人で、昨年の予測を約10万人上回っています。なかでも、前立腺がんは男性では第1位を占め、全体では乳がんを抜いて第4位になっています。また、米国の統計では男性のがん生存者は2 […]

【特集記事】抗がん剤とのじょうずな付き合い方

公開日:2015年4月30日
患者さんの不安はやはり副作用  がんの治療法で手術療法が最も歴史があり、それに次ぐのが放射線療法、化学療法は最も新しく20世紀半ばに登場した治療法です。近年、抗がん剤による化学治療は、がんの治療においてきわめて重要な位置を占めるようになっています。 抗がん剤治療は、まず、手術で切除する範囲を狭める目 […]

【特集記事】がん治療とQOLを向上させる口腔ケア

公開日:2015年3月31日
がん治療と口腔ケアの関係  口腔内科とは聞きなれない名称かと思いますが、口の中のさまざまな症状や疾患全般に対し、診断や治療を行う診療科です。口の中に現れる症状には、全身状態と関連の深い場合があります。その1つが、化学療法中のがん患者さんの多くが悩む口内炎でしょう。 化学療法を行うとさまざまな副作用が […]

【特集記事】「気持ちのつらさ」は第6のバイタルサイン

公開日:2015年2月2日
「がん患者さんのメンタルケア」  がん患者さんは一般に、がんの疑いがあることがわかった時点から不安につきまとわれ、検査のたびに緊張し、そして診断を受けると「頭が真っ白になる」ことが多く見受けられます。この病名の告知のときの「悪い知らせ」は、多くのがん患者さんにとって人生における将来への見通しを根底か […]

【特集記事】緩和医療はがんと診断されたときから始まる

公開日:2014年12月29日
がんと診断されたときから「緩和ケアのマインド」が必要  私は臨床医として35年にわたり消化器外科を専門としてきました。この間、数多くの患者さんと接しています。そんな私が臨床医として大事にしてきたのは、ひとりの人間として信頼されること。そのために、患者さんやそのご家族の立場に立っての診療を心掛けてきま […]

【特集記事】可能性をあきらめなかった私の友人

公開日:2014年12月1日
 約40年にわたって消化器外科に携わってきた医師として、私は多くの友人・知人を患者として診てきました。今回は、その中の一人で、がんの診断から治療まで関与した高校の同級生であるM君(64歳)をケーススタディーとして紹介させていただきます。彼の正にあきらめないがん治療経過を通して、一人でも多くの患者さん […]

【特集記事】医療現場とがん患者さんの隙間を埋める「がん哲学外来」

公開日:2014年10月31日
がん患者さんには、家と病院以外に、もう一つの場所が必要だった  2007年にがん対策基本法が成立しました。がん対策基本法の中では、がん患者さんの心のケアの重要性が打ち出され、全国に407か所ある「がん診療拠点病院」にがん相談支援センターを開設して、がん相談員が配置されました。 これにより患者さんの心 […]