メラノーマ「粒子線治療などは可能か」

公開日:2014年11月14日
プロフィール
71 歳 男性 メラノーマ
相談内容
粒子線治療などは無理なのでしょうか?

全身症状指標(パフォーマンスステータス0~4)
パフォーマンスステータス1・・・軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできる。例えば軽い家事、事務など。


痛みの状態(フェイススケール0~5)

フェイス2・・・軽度の痛みがあり、少し辛い。


現在の治療内容
左足底悪性黒色腫で足裏インターフェロン注入、抗がん剤ワンタキソテールとアバスチンを一週間毎に3回一週間休みを四クールしています。 抗がん剤治療と併用して他に治療方法はないのでしょうか? 両肺に転移しているため難しいのでしょうか? 保険適用外でも出来る限りのことはしたいと思いますので良いお返事期待いたします。 ちなみに副作用は殆んどなく、5scdは6.2でした、ステージは4です。 主治医からは、こちらからは薦めることはできないが納得のいくように探して、他の病院で治療しながら抗癌剤治療している方はいますよ、とのことでした。 お忙しい中よろしくお願い申し上げます。


主治医の説明
ワンタキソテールとアバスチンで効果がなければ違う抗癌剤をしそれでもだめなら小野薬品のオブジーボを考えてます。とお聞きしています。

※患者様の相談内容はWEB問診票から一部抜粋しております。

医師からの回答

総合癌診断医師
重粒子線や陽子線治療はあくまでも局所の治療となりますので、今回の場合のように肺に多発転移のある場合には、残念ながら適応とはなりません。 現時点では、抗がん剤治療がまず適応となると思います。 抗がん剤治療のほかには、免疫療法がありますが、今回の場合のような、メラノーマで肺に転移している場合にどの程度効果があるかのまとまったデーターはありません。 詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(森山先生)

※ドクターはWEB問診票に書かれた情報の範囲内で回答しており、実際の診断には直接の診察が必要です。