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子宮がん「今の医学で考えられる改善策をできるだけ知りたい」
公開日:2014年10月27日
- プロフィール
- 40 歳 女性 子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん含む) 小細胞がん再発 右肺上部(大きさ約1cm) 転移
- 相談内容
- 小細胞がんという強い「がん」だから再発したと思うのですが、今の医学で考えられる改善策をできるだけ知りたいです。情報が少なく途方にくれています。厚かましくて恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします。
全身症状指標(パフォーマンスステータス0~4)
パフォーマンスステータス0・・・無症状で社会活動ができ、制限をうけることなく、発病前と同等にふるまえる。
痛みの状態(フェイススケール0~5)
フェイス0・・・痛みが全くなく、とても幸せである。
現在の治療内容
2014年8月8日CT検査で発見、さらに詳しく調べるために8月13日に全身のPET検査の予定、主治医のお話では、腫瘍が右肺のみに限局されている場合、手術と抗がん剤の組み合わせでいく予定
主治医の説明
転移腫瘍が右肺のみにとどまっている場合は手術と抗がん剤、そうでなければ抗がん剤でやっていく予定※患者様の相談内容はWEB問診票から一部抜粋しております。
医師からの回答
- 放射線治療医
- 小細胞がんということですから局所治療については手術と同等に放射線治療は有効です。肺のみでもたとえリンパ節転移があっても考えられる治療法です。但し、病気の性格上抗がん剤の併用は避けられませんが。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(柏原先生)
- 総合内科専門医
- やはり主治医の先生のおっしゃるように手術+化学療法と考えます。化学療法のプロトコールに関して、がん専門病院でセカンドオピニオンを求めることはよいと思います。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(田口先生)
- 総合癌診断医
- 現時点では、主治医のDrが提案されている抗がん剤と手術の組み合わせが良いと思います。 ただし、抗がん剤がどの程度効果が出るかによって、今後の治療法が変わることもあると思います。また、小細胞がんに対しては放射線も効果のある治療法ですので、今後の様子によっては、放射線治療も選択される可能性があると思います。主治医のDrに直接、いろいろ尋ねてみてください。そのうえで、理解できないことや、不安なことが残るようでしたら、がんの専門病院でセカンドオピニオンを受けるのが良いと思います。 詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(森山先生)
※ドクターはWEB問診票に書かれた情報の範囲内で回答しており、実際の診断には直接の診察が必要です。