2018年10月27日(土)14:00~ フクラシア八重洲(東京)にて開催 あきらめないがんセミナー

卵巣がん「患者は、中学3年生の娘です」

プロフィール
14 歳 女性 卵巣がん 卵巣癌の再発 左側卵巣が再発部位 右肺、肝臓、腹膜破腫 転移
相談内容
患者は中学3年の娘です。 妻も10年前に子宮癌で亡くなり、初発時から1人気娘を父子家庭で育てて来ました。 その為か前回も今回も異変に気付いてあげれず、今回は末期の状態での発見となったかもしれません。 主治医の先生(8年前と同じ先生です)によれば、かなり自覚症状はあった筈なのですが、やはり相談出来ずに無理をしていたとの事でした。 回答を頂く頃には検査結果が出ている可能性が高いですが、親としてのケア、緩和ケアや治療の在り方や可能性について伺いたいです。 因みに8年前は娘は病気を理解出来ていませんでしたが、先生によると既に再発している事、かなり進行している事は理解出来ており、本人の希望もあり肺に転移している事までは告知済みです。 咳も酷く隠せませんでしたので。

全身症状指標(パフォーマンスステータス0~4)
パフォーマンスステータス3・・・身の回りにある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は就床している。


痛みの状態(フェイススケール0~5)

フェイス4・・・かなりの痛みがあり、とても辛い。


現在の治療内容
現段階で有効な治療は不可能で、投稿時は検査待ちの状態。


主治医の説明
8年前と同じ主治医です。 前回も術前はあまり抗がん剤の治療に効果はがなかった事を踏まえると、検査結果次第では厳しい状態。 緩和ケアも考える必要があるとの事。

※患者様の相談内容はWEB問診票から一部抜粋しております。

医師からの回答

総合内科専門医
大変にご心配と思います。まずはがんセンターなどの専門病院でのセカンドオピニオンが最重要と考えます。治験を含めてしっかりとご相談なさってください。樹状細胞免疫療法に関しては補助療法になりえます。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(田口先生)
外科医
転移部位が、右肺、肝臓と腹膜播種ですので、まず抗がん剤治療になると思います。8年の間に治療薬剤の進歩もありますので、あきらめずに治療に専念してください。試験開腹や手術術式などの件は、私も他の医療機関にセカンドオピニオンを求められることをお勧めします。(草野先生)
総合癌診断医師
奥様を子宮がんで亡くされ、娘さんが卵巣がんとのことで、大変なことと思います。 患者さんの現状は非常に厳しいもので、局所的な放射線治療は痛みなどの苦痛をとる目的以外では適応にはならないと思います。化学療法が主体となる状態ですが、化学療法も今のところ標準治療ではあまり効果がないとのことですので、がん専門病院や大学病院でセカンドオピニオンを受け、未承認薬の治験についての、相談を受けてみてはいかがでしょうか。 詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(森山先生)

※ドクターはWEB問診票に書かれた情報の範囲内で回答しており、実際の診断には直接の診察が必要です。