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肺がん「抗がん剤、放射線治療は問題ないか。また、免疫療法は可能か。」
公開日:2014年10月27日
- プロフィール
- 76 歳 男性 肺がん転移 原発巣再再発とリンパ節転移
- 相談内容
- 再度の放射線治療は可能でしょうか。
可能であればどのようなものでしょうか。
もしくは抗がん剤の使用について問題はないでしょうか。
薬の副作用で起きる病気のリスクはどれくらいでしょうか。
遠方の病院で免疫治療を考えても良いでしょうか。
よろしくお願いします。
全身症状指標(パフォーマンスステータス0~4)
パフォーマンスステータス1・・・軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできる。例えば軽い家事、事務など。
痛みの状態(フェイススケール0~5)
フェイス0・・・痛みが全くなく、とても幸せである。
現在の治療内容
5月頃から咳が出始めたが、様子をみていた 6月の終わり頃にサイバーナイフの照射を行ったクリニックで再発の可能性を指摘され、7月のはじめにペット検査で再発が確定 今現在は何もしていない。
主治医の説明
原発巣とリンパ節にも転移があり、放射線治療は難しい 抗がん剤治療は年齢の考慮と、もともと肺の内科の疾患もあり強い薬では別の病気になる恐れがある。弱い抗がん剤で少しでも延命でき流ようにする方法がある。※患者様の相談内容はWEB問診票から一部抜粋しております。
医師からの回答
- 総合内科専門医
- 放射線治療専門医での正式なセカンドオピニオンのご相談が望ましいと考えます。樹状細胞免疫療法(Vaccell)に関しては化学療法・放射線療法の補助として可能ですし、論文として公表されたレベルになっています。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(田口先生)
- 放射線治療医
- 過去に放射線治療された部位とその治療線量、今回再発部位とその大きさなどにより治療できるかどうかは判断しなければなりません。しかし一般的にリンパ節への転移があり、もともと肺疾患がある状況下では難しいと思いますが、福島でしたら南東北病院の陽子線施設でセカンドオピニオンされては如何でしょう。詳しくは医師の診察で直接ご相談ください。(柏原先生)
※ドクターはWEB問診票に書かれた情報の範囲内で回答しており、実際の診断には直接の診察が必要です。