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がんの転移 最新の研究レポート1
カテゴリ:未分類|キーワード:月刊「あきらめないがん治療」2月号
がんの転移
原発巣の”がん”が違う箇所に新しく”がん”を形成することを転移といいます。転移したがん細胞は元々の原発巣の病変と同一種類のものになります。例えば、乳がんが他の箇所に転移した場合には、転移性乳がんと呼ばれ、乳がんの細胞によって他の箇所に”がん”が形成されることになります。がんの種類によって、転移しやすい箇所の傾向がある程度分かっています。例えば、前立腺癌は骨に転移しやすく、大腸癌は肝臓に転移しやすい傾向があります。原発巣付近に転移するものを局所転移といい、原発巣より離れた遠隔部位に転移するものを遠隔転移といいます。
転移したばかりのがん細胞は小さすぎるので、なかなか診断をすることが難しいです。診断ができない状態ですので、手術をすることもできませんし、治療を開始する時期の判断も難しい状態です。転移したがんに対しての治療は基本的に化学療法(薬物療法)が中心となることが多いです。化学療法の他には、放射線療法や免疫療法、乳がんなどではホルモン療法が行われます。また切除できるような”がん”には外科手術が行われることもあります。治療法の選択は、原発巣の種類や、がんのサイズ、転移した場所や数、患者さんの意思や健康状態などを考慮して決定されます。








