メール医療相談事例紹介

これまでにメールでいただいた医療相談の内容と、医師陣の回答の一部をご紹介しています。
※現在、メール医療相談は行っておりません。

ご相談事例をキーワード検索や「各がん種別」「お悩み別」から探す事ができます。

医療相談に回答した医師陣

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代表理事
田口 淳一
プロフィール:
1984年 東京大学医学部卒業 三井記念病院循環器内科勤務。
1993年 ワシントン州立大学へ留学。東京大学医学部附属病院助手、宮内庁侍従職侍医、東海大学医学部付属八王子病院循環器内科准教授を経て、
2007年 東京ミッドタウンクリニック院長に就任。
2010年 東京ミッドタウン先端医療研究所所長に就任
2011年 一般社団法人あきらめないがん治療ネットワーク代表理事に就任

<認定資格など>
日本内科学会認定総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
臨床遺伝専門医
日本心臓病学会特別正会員 米国心臓学会フェロー
東京医科歯科大学 難治疾患 研究所 非常勤講師
日本人間ドック学会 遺伝子検査に関わる検討委員会 委員長
東京医科大学 客員教授
日中医学交流センター 理事 他
コメント:
私は総合内科専門医として、がんでお悩みの方の全身に目を配りたいと考えます。まず各がんの専門の先生との密接なチームワークが一番重要と考えています。そして、あきらめないがん治療のために、標準治療、緩和治療を同時に含みつつ、栄養サポート、漢方などの補完療法、そして急速に進んできた特異免疫療法などを一体化して、生活の質(QOL)を向上を目指し、がんを「慢性疾患」の一つとして扱えるように努力を続けてゆきます。そのため世界の最新情報をボーダーレスに取り入れて情報提供もしてまいります。
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理事
柏原 賢一
プロフィール:
1982年 京都府立医科大学卒業 徳島大学医学部放射線医学教室講師 愛媛県立中央病院放射線科部長を経て
2008年 東京放射線クリニック院長に就任
2011年 一般社団法人あきらめないがん治療ネットワーク理事に就任

<認定資格>
日本医学放射線学会放射線治療専門医
日本がん治療認定医機構認定医
日本核医学専門医
PET核医学認定医
コメント:
医療は日進月歩であり、癌治療を行う医師にもそれぞれ専門分野があります。私の専門についてお話ししますと、例えば体幹部定位放射線治療を転移性の肺がん、肝がんにも行っています。なかにはご希望に合せて径5cmを超えた癌に放射線治療を行う事もあります。さらに最近では強度変調放射線治療に放射線増感剤を併用しており、放射線治療単独よりも効果発現が早く、急性障害も許容範囲内に収まっています。 これからのがん治療は、それぞれの専門的な治療法を組み合わせて相乗効果を上げる方向に進んでいくのではないでしょうか。そのためにも、今以上に専門家同士が連携し、協力できる体制の確立が大切だと思います。
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理事
森山 紀之
プロフィール:
1973年 千葉大学医学部卒業
1986年 米国Mayo Clinic 客員医師
1987年 国立がんセンター放射線診断部 医長
1992年 国立がんセンター東病院放射線部 部長
1998年 国立がんセンター中央病院放射線診断部 部長
2004年 国立がんセンターがん予防・検診研究センター センター長
2010年 独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長
2013年 医療法人社団ミッドタウンクリニック常務理事 兼 健診センター長 医療法人社団勁草会理事 一般社団法人あきらめないがん治療ネットワーク理事に就任
2016年4月 医療法人社団進興会 理事長に就任
2016年8月 グランドハイメディック倶楽部 理事に就任

<受賞歴>
1983年 がん研究田宮賞
1993年 通商産業大臣賞(ヘリカルスキャンX線CT装置の開発)
1993年 機械振興協会賞
2005年 高松宮妃癌研究基金学術賞
2007年 朝日がん大賞

コメント:私のがん診療との関わりは長く、国立がんセンターにおいて30年以上がんの診断、治療に従事してきました。これらの経験から得たことは、正確な診断とこれに基づいた 各科の枠を超えた集学的な治療が必要ということです。がんはいろいろな進行状態( 病期)で発見されることがあります。もっともよいのは、早期に発見されて身体に負担 の少ない治療で完全に治ることですが、不幸にして、かなり進行した状態で発見される こともあります。このような場合でも、簡単にあきらめずにいろいろな角度から治療を 見直すことが大切だと思います。このような観点から、がん医療相談のコーナーでは、 すこしでもみなさまのお役にたてるようなアドバイスができればよいと思っています。

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医師名
草野 敏臣
プロフィール:
1975年 長崎大学医学部卒業。国立がんセンター外科レジデント、国立長崎中央病院外科医長、琉球大学医学部第一外科助教授、米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校外科客員教授を経て、
2010年 医療法人社団ミッドタウンクリニック常任理事として勤務。
2011年 医療法人社団ミッドタウンクリニック理事長に就任

<認定資格>
米国外科学会専門医
米国消化器内視鏡外科学会専門医 他

コメント:私の「がん治療」とのかかわりは、卒後研修を終え、1976年から5年間、築地の国立がんセンター(当時)で、外科レジデントとして研修したことです。以来、肝胆膵領域を中心とした消化器がんの外科治療を中心に行ってきました。これまで、思い通り経過しなかった手術も数多く経験しました。一方、あきらめずに難治性の「がん治療」に取り組み、うまく行った経験もあります。また、良い思い出の中には、私自身の身内の進行がんを手術する機会があり、20年以上経過した現在85歳、89歳で健在であることなどもあります。21世紀になり、「がん治療」も各領域で目覚ましい進歩がみられています。がん医療相談のコーナーでは、これまでの経験を生かし、少しでも皆様のお役に立てる回答ができれば幸いです。

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医師名
島袋 誠守
プロフィール:
1990年琉球大学医学部医学科卒業。
琉球大学医学部附属病院、那覇市立病院、北部地区医師会病院、新古賀病院、豊見城中央病院外科副部長を経て、2015年8月より東京ミッドタウン先端医療研究所がん診療部長に就任。
認定資格など:
日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会認定医
所属学会:
日本再生医療学会
日本内視鏡外科学会